寒い日に子どもを遊ばせようと思うと、室内のプレイ・スペースとして、ヨシズヤ、大安、東員イオン、特に大安町のFUJIHUBは、週末に母子向けのイベント、マルシェを開催してくれていて、小さい子どもを遊ばせるのに重宝しています。

この写真は、娘が水性ネイルを施術してもらっているところです。以前、マルシェで見つけて「ネイルやりたい!」と言い出して困ったのですが、よくよく看板を見てみると、老人子どもでも施術してもらえるとあったので、以来、同じ人にずっとしてもらって友達のようになっています。
西村美加さんという方で、介護施設等に出張して美容(メイク、ネイル)、足や手のトリートメント、爪ケア(爪切り、巻き爪、肥厚爪)などもされているそうです。
あるとき、看護学校の生徒に、子どもの教育について聞かれたことがあります。
「どんなふうに育ってほしいですか」→「嫌なことは嫌とはっきり言える人」
「どんな人となら結婚を許しますか」→「自分の責任を自分でとれたら誰でもいい」
そのときは、こんな風に即答しました。
嫌なことを嫌と言って、自分で主体的に生きて、責任をとれるようになるためには、幼少期から、周囲の大人に認められ、対等に扱われる経験を積まないといけません。
西村さんは、いつも子どもを対等の人間として扱ってくれ、娘のすることを認めてくれます。印象に残っているのは、ある日、娘が保育園で作ったセロハンテープの指輪をしていて、私が「それ、セロテープ(で作ったの)?」と思わず言ったとき、彼女は「(本物の)指輪だもんねー!」と娘に微笑みました。私とあなたは同盟を組むよとでもいうかのように。国家間の軍事同盟なんかよりよほど強固なものに感じられました。
たとえセロテープを巻いたものでも、子どもにとってはガラスの靴と一緒です。
最近、いなべ総合病院産婦人科の川村真奈美先生の講演をYouTubeで拝聴しましたが、「権利を侵害されて生きてきた子どもたちが性被害に遭いやすい。性教育、ひいては人権教育を充実させなければいけない」という趣旨のことをおっしゃっていて、まさにそうだよなあと感じました。
虐待被害が起こってからより、起こる前に防ぐこと。すべての子どもたちが大人に助けを求められるようになってほしい。そのために、ふだんから、大人たちに大切に扱われる経験を積ませたい。ガラスの靴を砕かせない。
先日、あげきのおひなさんに行ってきましたが、スタンプラリーの一か所、大西神社では子どもたちが「鬼滅の刃」の衣装を着せてもらえるサービスがありました。スポンジの刀も貸してもらえますが、注意書きで「刀を振り回さない。神社に鬼はいません」と書かれていて、こういうユーモアは好きです。
スタンプを集めながら、和菓子屋に寄ったり、阿下喜再発見ですね。「岩田商店」は美術展示と古書販売もしていて。古書といえば、桑名益生の絵本、雑貨poe (ピーオーイー) の他に、播磨に昔ながらの正統派古書店「ちゅんちゅん堂」もできました。
阿下喜に戻って、ベトナム料理の「にしまちバインミー」にも初めて入りましたが、フォーやサンドイッチはもちろん、ベトナムのぜんざいなのかな?チェーのまろやかな甘さもたまりませんでした。
そういえば先日、おふろcafé あげき温泉併設として移転した上木食堂跡地に、パン屋otto(オットー)とコーヒー屋mssn(マッサン)がオープンしていました。どんぐり診療所のブログでおおよその感じは見ていただくとして

コーヒー屋店舗の奥にあるワーキング・スペースが隠れ家感あって気に入っています。そういえばあげき温泉の休憩スペースもリニューアルされて似たような雰囲気がありました。
喫茶店のお気に入りといえば、いなべ市に三か所ある「いなべ暮らしの保健室」も好きです。楚原駅そばのいなべ保健室では、ふだんのモーニングの他に、月1回カレーが振舞われる日も。

最近、メニューが一新された桑名のメープルガーデン(就労継続B型のしおさい)もよく寄ります。最近はAセット450円のパンコントマテばかり食べています。

ガーリックトーストに塩トマトをつけて食べるだけというシンプルな料理ですが、トマト好きにはたまりません。メープルガーデンでは、ときどきお昼のコンサートも開かれているようです。
コンサートといえば、東員町穴太に移転したライブ・ヴェニューToin Base Mで、ライブ開催時に供されるピザとポテトサラダのセット(500円)もおすすめです。生地からこだわって焼いているとか。

ね。美味しそうでしょう? この店はギターパンダこと山川ノリヲさんがよく演奏に来られるんですが、彼の最近の曲「あの子が好き」では、”いやなことはいやだとはっきり僕に伝える(だから)あの子が好き”と歌われます。
山川さんは過去に様々なバンドを組んでおり、よく知られた所では、甲本ヒロトらとモッズ・バンドTHE COATSで活動。THE BLUE HEARTS、グレイトリッチーズ等のサポートをへて、自身のバンドDEEP & BITESでメジャー・デビューの傍ら、RCサクセションを休止した忌野清志郎、のちのTHE HIGH-LOWSのドラマー大島賢治らと「忌野清志郎 & 2・3'S」を結成。そんな彼が敬愛するアーティストはプリンスやジョナサン・リッチマン。
ヒロトやマーシーらの盟友であり、キヨシローのギタリストも務めた山川さんの信念は、ちょうど上に書いた私が子どもたちに望むことと似ています。って、こじつけですけどね。でも、ロックはオヤジたちではなく、子どもたちのためにあることだけは確かです。

最後に、東員町の中部公園にできた喫茶店、レストランご存じですか。
irucakitchen cafeでは目にも美味しいクロワッサンサンドやコーヒー、四日市の創作中華「美味旬彩 饗庭」が手がけるMeg Aibaでは本格的な天津飯や担担麺が食べられます。
ヴィアティン三重の試合がある週末は、隣接するLA・PITA東員スタジアムにキッチンカーが大集合しますし、もちろん中部公園自体でも週末はマルシェなどのイベントが豊富です。暖かくなってきたら、また中部公園に通うことになりそう。
いなべって、けっこう住みやすいです。